保険適応疾患
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高気圧酸素医療法の保険適応疾患は、日本高気圧環境
医学会の安全基準によると、以下のようなものがあります。
救急的適応疾患
■ 急性一酸化炭素中毒及び間欠型一酸化炭素中毒やこれに
準ずる中毒症
■ガス壊疽などの重症の感染症
■重症頭部外傷、開頭術後または急性脳血管障害が原因の急性脳浮腫
■突発性難聴
■顔面神経麻痺
■減圧症
■急性脊髄障害
■.急性動脈・静脈血行障害
■急性心筋梗塞
■重症外傷性挫滅創、コンパートメント症候群、重症外傷性循環障害
■ 重症空気塞栓症
■腸閉塞
■ 重症熱傷、重症凍傷（Burn Index15以上またはこれに準ずる凍傷）
■網膜動脈閉塞症
■. 重症の低酸素性脳機能障害
救急的とは、疾病や怪我の発症後7日以内の疾患に通常の治療より、
高気圧酸素療法により治療効果が期待できる場合を言います。
非救急的適応疾患
■遷延性一酸化炭素中毒
■難治性潰瘍や浮腫を伴う末梢循環障害
■皮膚移植後の虚血皮弁
■慢性難治性骨髄炎
■放射線性潰瘍
.■重症頭部外傷や開頭術若しくは脊椎・脊髄手術後,脳血管障害後
の運動麻痺及び知覚麻痺
■難治性脊髄・神経疾患
■放射線治療又は抗癌剤治療と併用される悪性腫瘍
■火傷や凍傷
