耳抜き
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高気圧酸素療法で、最も大変なのは爆発の心配より、「耳抜き」
です。
高気圧酸素カプセルの中は空気中と同じの1気圧の状態から、15分
から20分位かけて徐々に2〜2,8気圧まであげていきます。
気圧の変化のため、飛行機に乗ったときのように耳のお奥が「ツーン」
と痛くなります。
耳が痛くなった時に、鼻をつまんで唾液を飲むと直ります。
これが「耳抜き」です。耳抜きは慣れるまでは大変ですが、高気圧酸素
カプセルの中で耳が痛くなったら、慌てずに鼻をつまんで対処すれば、
必ず出来ます。
もしも唾液があまり出ない、うまく耳貫が出来るか心配な場合は、綿
ガーゼにアメを包んで高気圧酸素カプセルの中に持ち込むことが出来ます。
飴が口の中に入っていれば唾液が出ますから、上手に耳抜きが出来るか
と思います。
高気圧酸素療法では、必ず医師や看護師が酸素カプセルの外について
いますから、どうしても耳の痛みが取れない時は、速やかに医師に伝え、
対処してもらいましょう。